こんにちは!こんばんは!
5月も後半に入りぶどう畑も様変わりしてきました。
前回の蕾の状態から花が満開になり、早い品種ではもう粒が大豆ぐらいの大きさまでバルクアップしましたよ。
この変化の速度たるや筋肉界隈ではステロイドユーザーを疑われるレベル。
だけど疑惑はあくまで疑惑。疑いつつも毎年その変化に驚かされるとともに成長スピードに作業が追いつかず詰まっていきます。
そんな中、自分の中で最初の山場であるジベレリン処理をしましたので紹介します。
1回目ジベレリン処理
ジベレリンとは5つある植物ホルモンの1つで基本は植物体内で生成され、植物の成長に欠かせない物です。
そしてそのジベレリンを溶かした水に満開のぶどうの花をおもむろにぶち込んでベッタベタにする(意外と重要)と種子がなくなるんですよね。
その後、日を開けてまたまた溶液につけると今度は粒が肥大するんですよ。
不思議ですよね。
と言う事で1回目のジベレリン処理です。
ジベ液に花を浸けます。
出来るだけ長く液が付着している方が良いので乾きにくい朝夕にするのがポイントです。
写真の焦点がえらいことに…。こんな感じでどぶ浸けしていきますよ。
気泡も絡むと良く無いので液の中で良く振って浸けるのも大事です。
そして華やかだった花もベタベタで無様なお姿に。
2回目ジベレリン処理
1回目のジベレリン処理から数週間後、今度は粒の肥大の為にジベ処理していきますよ。
ユーザー確定です。この時点でこのぶどう達はJBBFの大会には出れません。
この自称らくらくカップ(しかも2)とか言う代物、すぐ詰まって液が出ないトラブルが多いんですよ。
だから個人的には使うのが嫌だったので昨年の今頃から考案していた手頃なバケツに液を入れて処理しよう作戦に。
だがしかしですよ…
思った以上に液の減りが早くきちんと房が浸かりません。
そしてその都度継ぎ足さなければならない面倒くささ。
計画が完全に頓挫しました。
液の入った重いバケツを扱うので肩の筋肉を酷使するだろうと高強度の肩トレをこの一年間繰り返し、この日に備えましたが全て無駄になりましたよ…
大人しく自称らくらくカップを使う事になりました。
ちょっと…悲しかったですよね。
それと品種によってジベレリンの濃度や回数、満開の時期が違うので生産者には手厚いマネジメント業務が求められており調子に乗った勘違いアイドルみたいなぶどうが出来ないか心配です。
6/4時点で9割以上の1回目のジベ処理が終了し、作業も単純化してきましたがまだまだこれからが勝負。
あと販売まで2ヶ月ほどですがより良いぶどうをお届けする為に頑張っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
ではではまた次回。
ご案内です
今日紹介した作業の様子はInstagramの動画でも確認できますので暇潰しにでも見てみてください🤗
https://www.instagram.com/reel/CsnwX5RgybS/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
https://www.instagram.com/reel/Cs50tgnAss5/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
加古川にある直売所は東播磨南北道路の八幡稲美ICに近くにあります。
神戸や明石からのアクセスにも便利ですのでよければシーズン中に遊びに来てくださいね🤗
ぶどうと関係ない話し
ほんまネタ無いわーと完全に終わっている状況ですが本当に最後の手段。
農業系おじさんのインドアのコーナーです。
以前紹介した趣味のレトロゲーム集め、
あくまで棚に並べてコレクションするのが楽しみで遊ぶのはあまり興味なかったのですがせっかくと言うことで。
せーの、どん!!
レトロフリークっすわ。
これはどういったマシンかと言うと
昔懐かしのファミコンをはじめ、上記写真のハードのソフトをこのレトロフリーク1台で遊べる夢のスーパーマシンです。
まぁちょいと遊んでみるかと最近購入しましたよ😊
そんな訳でコレクションのソフトでも遊んでみるかと、ちなみに自分のブログやInstagram、公式LINEのフォロワー様はアナリティクス的になぜか30代半ば〜50代のおじさんが7割なのだ。
って事で
キン肉マン。
これはノーマルの赤いカートリッジですけど、昔々の大会上位8人に配られたゴールドカートリッジは100万円近くはするというお話です…。
そしていざ遊んでみると意外と難しい!!
というか自分は微妙にキン肉マン世代では無いのでキャラがよく分からんのですよね笑